マウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV Z6-I7G60SR-A」を購入&ファーストインプレッションレビュー
メインのPC環境をコンパクト化をしたかったので、デスクトップPCからノートPCへの切り替えを模索していた。主な用途はPhotoshop等のデザインソフト、VSCode等、たまにAfter Effect等の映像ソフト。
- ディスプレイの色域が広い
- USB-C充電可能
- Windows Hello顔認証搭載
- GeForce RTX 4060 Laptop搭載
- メモリ、ストレージが自分で増設出来る
上記条件でいろいろ見比べた結果、マウスコンピューターの「DAIV Z6-I7G60SR-A」を選んだ。購入時の価格は、Microsoft Officeなしで税込み239,800円。価格ドットコム限定モデルが安かったので価格ドットコム経由で購入。
クーポンで安そうなタイミングを見計らっていたが、普通に価格ドットコムモデルが一番安かった。同じ商品名で型番だけちょっと違うが同じ商品な気がする。たぶん。
- DAIV Z6-I7G60SR-A 価格.com限定 Core i7 13700H/RTX 4060/32GBメモリ/1TB NVMe Gen4 SSD/16型WQXGA液晶搭載モデル #Z6I7G60SRACCW101DECKK
- DAIV Z6-I7G60SR-A│パソコン(PC)通販のマウスコンピューター【公式】
目次
購入時のカスタマイズ
デフォルトでメモリ32GBなので最低限満たしている感じだった。
久しぶりのメインPC買い替えなので、どの程度のスペックでも大丈夫なのか確認したかったのでカスタマイズなしで購入。
メモリ、ストレージはあとから自分で追加交換出来るようなので必要に応じて追加交換想定。(メモリは足りなかったので64GBに交換した。)
DAIV Z6-I7G60SR-A デフォルトスペック
OS:Windows 11 Home
CPU:intel Core i7-13700H
メモリ:32GB(SK Hynix HMCG78MEBSA092N)
GPU:GeForce RTX 4060 Laptop
ストレージ:1TB(MICRON_2400_MTFDKBA1T0QFM)
マザーボード:PH6PG01
買い替え前のスペック(自作デスクトップPC)
OS:Windows 10 Pro
CPU:intel Core i7-8700K
メモリ:64GB
GPU:GeForce RTX 3060Ti
ファーストインプレッション
性能高めのノートPCは初めて使う。
外観
パッと見シンプルでかっこいい。MacBook風。ゲーミングな外観ではないのが良い。
筐体はマグネシウム合金らしい。たわみにくく丈夫な感じはするが、プラスチッキーな触り心地なので、MacBookの様な高級感はない。筐体の質感はもうちょっと頑張ってほしい感はある。シルバー色が悪いのだろうか。
質感は気になったが、必要十分な感じではあるので問題なし。
本体重量
本体重量は約1.6kg。軽くはないが重すぎもしない。ギリ持ち運ぶ気がする重さ。性能面の不安も少なそうなGeForce RTX 4060搭載機で選んだため、性能とのバランスでやむなし。ビデオカード搭載機としては比較的軽量な方ではある気がする。
性能
デスクトップからノートへの乗り換えで不安はあったが、とりあえず行けそうな感じはしている。CPUの世代はだいぶ新しくなっているが、性能がアップした体感はない。安定感は今後要確認。
メモリはデフォルトの32GBだと足りなかったので、コルセアの32GB、2枚組のメモリをAmazonで購入し、自分で交換した。セール時の価格で23,774円だったが、購入時のカスタマイズで29,700円で64GBに出来るようなので、最初からカスタマイズして購入するのもありな気はする。裏蓋の開封時にはヘラがあると便利だった。
キーボード
ノートPCなので元から過度な期待はしていなかったので普通。テンキーまわりのレイアウトがちょっとクセがある気はする。個人的にはテンキーにもENTERが欲しかった。CTRLが左下なのは良い。
しばらく使った感じカーソルキーの位置がなかなか慣れない。
キーに付く指の皮脂汚れが目立つ。キー刻印はプリントではない様なので剥がれはしないと思うが汚らしくならないか不安。タイピング時に手首があたる部分も長く使うと汚らしくならないか不安。
ディスプレイの色域
ゲーミングではなくクリエイター向けを選んだ理由として、ディスプレイの色域があるが、濃い色もきちんとでている感じで良い。鮮やかすぎる感じもない。個人的には問題ないレベル。
リフレッシュレートは60かと思っていたが90だった。
Windows Hello顔認証搭載
このノートPCを選んだ理由の一つ。乗り替え前のデスクトップPCでも利用していたので、Windows Helloが付いているのは便利。
HDMIで外部ディスプレイに接続した際の色が薄い問題を解決
- スタートメニューから「インテル グラフィックス・コマンド・センター」を起動
- 左メニューから「ディスプレイ」を選択
- 「全般」タブの「量子化の範囲」を「フル」に変更
静音性
ファンがあるので無音ではないが、基本それほどうるさくはないと感じた。もちろん高負荷時はファンが全開で回るのでかなりうるさいが、普通にPhotoshopを使用している程度だと全開では回らず許容範囲。低負荷時はファンが停止している気がする。
高性能ノートPCはうるさい印象があったが、想像より静かだった。個人的には許容範囲。
スタンドに立ててクラムシェルで使うこともあるが、手元から離れるため、より音は気にならなかった。
PCを閉じたまま電源オン出来るか
購入前から気になっていた点。電源ボタンはPCを開いた内側に設置されている。クラムシェル状態で使使う際、PCを開かずに電源オン出来るのか気になっていた。
結果。スリープ状態(電源LED白点滅)であればUSB接続しているマウスかキーボードを操作すればスリープ解除できる。ただし、電源に繋いでいない状態でスリープに入ってしばらくすると、電源LEDが赤点滅(バッテリー残量低下状態?)になる。この状態になると電源ボタンを押さないとスリープ解除されないようだった。この状態になっていると、外から持ち帰って閉じたままスリープ解除は出来ない気がする。
USB-C給電時の動作
このPCを選んだ理由としてUSB-C充電可能な点がある。USB-C充電時は性能が制限されることは事前に分かっていたが、実際どの程度なのか気になっていた。
もっと使い込まないと判断しかねるが、Adobeソフトなどは少しもっさりする感じがした。しっかり作業したいときはやはりAC充電器の方が良さそう。
今のところ個人的には及第点。
ACアダプタのケーブルが長い太い
標準のACアダプタのコンセント側のケーブルが長く太い。かさばる。購入時のカスタマイズで短いものが選べるようだったが見逃していた。仕方ないので適合しそうなのをAmazonで追加購入した。
PCケースを買う
持ち運び用にPCケースが欲しかったのだが、ピッタリのケースを見つけられなかった。
とりあえず適当にエレコムのUltrabook用のケースを購入した。
現在の総評
とりあえずはデスクトップPCから乗り換えていけそうな気がする。
今回思ったことは、真面目に商品を下調べしようとすると、メーカーから提供されているレビュー記事や動画は害があると思った。仮に忖度がなかったとしても、判断が出来ない。